ドタバな4月が過ぎ、新しい環境にも慣れた頃、5月に多い怪我・・・それは「シンスプリント」です。
シンスプリントとはどんな怪我かご存知でしょうか。
脛骨過労性骨膜炎ともいい、膝から下の脛骨という骨の内側や後ろ側の筋肉が付着しているところで炎症を起こし痛みが出てしまう怪我です。
足のすねあたりが痛くなったことありませんか?
原因となりうる筋肉が幾つかあるため、どの筋肉が原因かによって痛みの場所が多少異なります。
このシンスプリントは、繰り返しのストレスによって起こる障害で、筋疲労や足裏のアーチが低下している扁平足などが原因となります。
そして、サーフェスの変化も大きく影響します。
これらの4月からの環境の変化の中、運動を続けていることで少しずつ原因が蓄積し、5月頃に痛みとして症状が出てきてしまうのです。
痛みを我慢し続けると疲労骨折につながってしまいますので、早め早めのケアが重要になってきます。
ここで鍼灸をケアに取り入れてもらえると、原因となりうる筋へダイレクトに届き、症状を緩和し、より早く改善へ導くことができるのです。
もちろん、ケアと並行して再発しないための身体作りも大切です。
例えば、アーチが低下しているならそれを改善するトレーニングをしたり、疲労がたまりやすいなら、クーリングダウンの方法を変えてみたり、疲労の溜まりにくい身体作りをしたりなどなど、今出ている症状に対してのケアと再発予防のトレーニングなどを組み合わせて行うことで、怪我なくより楽しい、スポーツライフが過ごせるでしょう。
スポーツライフにも鍼灸を是非活用してください。
怪我の治療での選択肢の1つに鍼灸を増やしてみてはいかがでしょうか。