拙著『気のはなし』版を重ねて4刷になりました。ロングセラーになりつつあり、まだまだ売れ続けているのだそうです。
この間、鍼道五経会の勉強会で、横山先生に「りさ先生、業界内に知られてなくて患者さんがよく知ってる」と言われました。
うん、大体そんな感じだと思います。
この本、内容はほぼ専門書なのですが、ホントに一般の方々に購入いただいています。そして、ありがたいことに「読みやすい、わかりやすい」とおっしゃってくださるのです。三旗会の金子先生には「えー、ホントに一般人が買ってるんだ」と言われて結構笑いました。
我々の扱う東洋医学の情報は、一般向けに発信されているものがあまりにも難解か、Howtoに特化した「簡単すぎるレベル」にとどまっているのだとおもいます。これだけ内容を詰め込んだものを普通に読んでいただけるというのは、私にとっても励みになりました。
鍼灸師、外向きに伝えていくことがすごく大切だと思います。
そして、健康を扱っている人間として自分の体と発言とを一致させておかないとならないですよ。
読者さんたち、肌の色つやや、ボディライン、立ち居振る舞いまで見ていらっしゃいます。
わたしも「紺屋の白袴」にならんようにこれからも頑張ります。