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サウナお好きですか?

昨今のサウナブームで、人気のサウナでは混雑時に、2時間も、3時間も待つこともあるそうで

おじさんのオアシスって、言われていた時代が嘘の様な状況です。

何より、最近のサウナはおしゃれですよね、いくだけでテンションあがる。

ちなみに、私の推しサウナは恵比寿にある「改良湯」

ここのサウナは、薄暗く、テレビがないので自身のリカバリーに活用しています。

スケジュールに、サウナチャンスがあったら迷わず改良湯へ行ってます。

鍼灸師だって、ととのいたい

https://kairyou-yu.com/

パワーワード「ととのう」

サウナブームで、共に広まったのは「ととのう」というワード

これを言い出した人、天才だと思う

【サウナ→水風呂→外気浴】

このセットを繰り返すことで、血の巡りが促されることを実感し

「ととのう」感覚を得て、リフレッシュできる。

仕事の疲れや、日々のストレスから解放され

「ととのう」という流れ

疲れている現代人、特に経営層から広まった背景を考えると、

いいコンディショニングに整えて、仕事もパフォーマンスを上げるのに

体感的に、わかりやすいサウナが、はまったのは頷けます。

時間も、人も気にせずにリカバリーできるのは最高なわけです。

鍼灸も、ととのえる

鍼灸も、「ととのえる」という概念に、近いものがあります。

中庸という考え方があり、多いものは減らし、少ないものを足す

簡単に言い過ぎですが、要はバランスをとるわけです。

また、サウナとは違う「ととのう」がある。

健康であるために、個人個人違うスイートスポットを探すみたいな感じでしょうかね。

より、パーソナライズされる。

サウナとの違いは、人対人なので、相性や、流動性もあるということ

前回のコラムにも書きましたが、自分に合う鍼灸師に出会う幸運に頼るところがあります。

それらも含めて、いいバランスを保ち続けると、体も、心も健康でいられるのです。

ととのいたい者たちへ

サウナでのととのい、鍼灸でのととのい

色々なアプローチで、人はコンディショニングを整えたい欲求がある。

どんな時代も、それぞれ違った生活があり、ストレスがある。

テルマエロマエの浴場への情熱をみると、本当に昔から色々な方法で人間は癒されたい、整いたい生き物なのかもしれません

昨年出版された、ゆるませ養生~“何だかしんどい”を楽にする「自分を大事にする作法」 すきさん にも
養生とサウナについての記載があります。(おすすめの本です)

サウナは、発散の方向性なので適応する方には抜群に効きます。

効いている人たちは、何か多すぎるものがあるのかもしれませんね。

その上で、私のおすすめは【サウナと鍼灸の併用】

サウナで「ととのう」を感じにくくなったら、さらにサウナに入るではなく

一旦鍼灸挟んでみましょう

【鍼灸チャンス】

違うベクトルで、ととのうポイントを探して

また、サウナでセルフケアを楽しめる様にする。

自分の体と向き合う方向性を、ずらしてみると

意外な気づきがあるかもしれません

どちらが、いいとかではなく賢く使うのが現代人に与えられた権利

さ、より良い生活にすべく【ととのい】に行きましょう

セキグチ ミツル
セキグチ ミツルhttp://www.ascare.net/
アスケア治療院(はり・きゅう・マッサージ) 鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師 横浜市青葉区の隠れ家サロンでケアしてます
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