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「死」についてインタビューを受けました。

「死」についてのオンラインメディアにインタビュー記事が掲載されました。

人生は生まれたときからデスロード。「楽しんで死ぬ」ための古くて新しい健康論

©本永創太

私は積極的にいろんなメディアの取材を受けることにしています。

鍼灸師の私たちが思っている以上に、「鍼灸師」は世の中に知られていない存在です。


そういう仕事があることは知っているけれど、それがどんな内容なのかは本当に知られていません。

もしくは……微妙に「怪しい人たち」だと思われています。残念なことですけれども。

人は意外なくらい、エビデンスに基づいて判断せず、自分が気に入った信用できそうな人の情報をうのみにする傾向があります。
いくらこれはエビデンスがあって……と言ったとしても、古くはテレビの有名人の、現在ならYouTubeの、たくさんのチャンネル登録者数を持っている、なんだかよくわからない人の言葉のほうを信じてしまうのです。

じゃあどうするのがいいのか。と思った私は、「まともな一般書を書いて、できるだけメディアに出ること」を頑張ったのでした。

ちょっとは「東洋医学って怪しくないよ」と、世間から思っていただけるための手助けになったかな?と自負しています。

ときどき、こうして哲学的な内容ともいえることを訪ねてくださるメディアがあってですね。
こういうのは、できるだけお答えするように頑張っているのです。

生老病死はわたしたち鍼灸師がガッツリ取り組んできている分野なのに、あまり知られていないですよね。
もったいないなと思います。

若林理砂
若林理砂
アシル治療室・Studio Libra主宰 鍼灸師 臨床家・鍼灸師。1976年生まれ。
早稲田大学第二文学部卒(思想宗教系専修)。2004年にアシル治療室を開院。予約のとれない人気治療室となる。古武術を学び、現在の趣味はカポエイラとブラジリアン柔術。
著書に『気のはなし』『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』(ミシマ社)、『安心のペットボトル温灸』(夜間飛行)、『決定版 からだの教養12ヵ月――食とからだの養生訓』(晶文社)など。
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