はじめまして。鍼灸師の工藤綾乃です。
私は普段、美容鍼灸の施術をメインとしておこなっています。季節の変わり目で肌荒れ・ニキビでお悩みの方が増えてくる季節となりました。
今回は、鍼灸師の目線から「肌の調子が悪いときの自分との向き合い方」についてお話しさせていただきます。
まず、先に申し上げておきますと、私は肌が弱いです。
もしかしたらこの記事にたどり着いてくださったあなたも、肌が弱いかもしれません。
合わない化粧品を使ったり、寝不足、甘い物の食べ過ぎ、ストレス、さまざまな理由で、すぐに肌にトラブルが出てくる。肌の調子が悪くなったとき、一般的にみなさんはどのような対応をとるでしょうか?
・敏感肌専用のスキンケアに変える
・薬を塗る
・早く寝る
・お菓子を我慢する
・お水をたくさん飲む
こういったところでしょうか。
実はこの対処法は、正解でもありますし間違いでもあるのです。
人によって最短で結果の出る対処は変わっていきます。自分には、何が正解なのかを探していくことが必要です。
言われてみれば、あぁ、なるほど。と思う方が多いくらい当たり前のお話になってしまうのですが肌の調子が悪い原因は人それぞれ違います。
東洋医学では「肌荒れを治す」のではなく、「肌荒れを引き起こしている体の状態を整えて、結果的に肌荒れが治る」というような考えがあります。
つまり、肌荒れを引き起こしている体の状態に合わせて対応をしていくことが、近道になっていくのです。
体の状態も人それぞれ違いますし、普段の生活も人それぞれですよね。
ということは、対処法は人それぞれということになります。
あなたは睡眠の時間は取れていますか?ぐっすり眠れていますか?
あなたは普段何を食べることが多いですか?時間は?量は?
あなたの体はどこが疲れていますか?
あなたの肌はどういう時に荒れやすいでしょうか?
あなたの肌荒れの場所は?大きさは?赤みはありますか?
ぜひ様々な視点から見ていってくださいね。
最短でお悩みを解消するために必要なことになっていきます。
コツがたくさんありますので、今後も肌荒れで悩んでいる皆様にお伝えしていければと思います。